フルコミッションの営業マンの管理にはご注意を①
最近少し身の回りにバタバタ動きがあり、奔走しておりましてブログを少しサボっていました。
「少し」と書きましたが、僕の体感的にはほんの少しですが、前回のブログの掲載日時を見てみると3カ月も前なんですね。。。時の経つのはほんとに早い。後少しで、今年半分終わるじゃないですか!(笑)
という事で、今後は出来るだけ合間を見てブログを更新していきたいと思いますので見捨てないで下さいね^^
不動産業をしていると色々な営業マンと出会います。人格もそうですが、どういう条件で会社で働いているかによっても仕事の動きが全然変わってきますね。「条件」というのは雇用条件の事です。
大きくは3つ程あります。
完全固定・・・
月給が固定されていて売上を上げても上げなくても一定の月給がもらえます。売上を上げた営業マンは、月に2~3回のボーナスに反映されて多少の差が個々に生まれます。ただ、売上を上げない営業マンにも固定給が支払われているため、会社的にはそちらの面倒代を全体の売上から充当するので、優秀な営業マン程、割の合わない給料になるシステムです。かといって、売上を上げないまま、会社に居座れるほど甘くはないですけどね。自然淘汰を装ってクビっぽい感じに仕立て上げられます(笑)
固定額が少なく歩合が高い・・・
上記の様な所で働く優秀な営業マンは売上上げない奴に給料を持って帰られるのが段々と腹立ってきます(笑)で、より実力が反映されるような会社に転職するわけです。かといって、生活の最低の補償は欲しいので、少額固定は残しておきたいのです。このような会社は毎月の売上の〇〇%を次の月の給料に反映してくれるのでとても、解りやすい給料システムで営業マンも納得して働きやすいです。
ただ、売上を上げないと固定給だけでは食べていけないので短命な営業マンが多いですね(笑)
会社は広告宣伝費やその他の最低限を見てくれる会社が多いので、営業で実力がありこの世界で長い間生き残るにはこの形態の会社に勤めるのがお勧めです。
フルコミッション・・・
侍業です(笑)完全歩合の給料形態です。フルコミッション営業のメリットは何といっても時間が自由であるという事。まあ、不動産会社の一人社長をやっている人も同じようなものですが。。会社からは成功報酬しか貰わないので、会社に時間を拘束される義理がないです。出社したいときに出社し帰りたいときに帰る。別に副業を抱えながら2足3足の草鞋でやることも可能です。こうなると逆に不動産の方が副業になってしまう方もいます^^
僕はフルコミッションの営業は大好きですね。●●を売って来いとかチラシ撒いて来いとか指示されることが全くないですからね。賃貸やろうが住宅売買しようが、店舗・事務所ビルを扱おうが自由です。皆さん得意分野で頑張っておられます。会社も雇う事で何らリスクもないので、要は売上さえ持ってきてくれれば例えば6割給料持っていかれても、4割は粗利です。両方がWINWINのように思えますが実際はこのフルコミッション営業で生き残り続けるには至難の業です。自分の人脈・知識を総動員してお金にしないといけないのですからね。。
生半可なことでは勤まりません。逆に優秀なフルコミッション営業マンを抱えているところは、すごく恵まれていると思います。ですから優秀なフルコミッション営業マンは大事にしてあげましょうね(笑)
黙っててもお金を咥えてきてくれるお客様の様なものですから。
ただ、知恵の利く頭の回転の速い人間が多く、その中にもとんでもない悪知恵を働かす奴も少なくありません。
次回はそんな海千山千の世界で生きてきた強者たちが起こしたとんでもない事件を掲載したいと思います(笑)
今回はこの辺で。