新型コロナウィルス感染症が落ち着いた後の社会とは
例年にない長雨の中のお盆が終わり、ようやく秋晴れとともに9月に入りますが、皆様いかがお過ごしですか?
未だに新型コロナウィルス蔓延による緊急事態宣言発令中ですが、去年の今頃、誰が令和3年の後半までこの状況が続くと思っていたでしょうか?この感じだと、年内落ち着くのは難しそうですね。
まあ、個人的には、この状況に物申したい事は山ほどあるのですが、僕がどうこう言っても、状況が変わるわけではないですし、自分が動いてどうにもならない事は考えないようにしておりますので、この問題は世の中の流れに任せておいて、僕自身は、今後の近い未来について、どのように世の中が変化するかを予測し、お商売や働き方が如何に変わっていくかを想像して、動きを変えていかないと生き残っていけないので頑張りますよ。
このブログでも何度か書いておりますが、真の「働き方改革」「新しい生活様式」を予測し、理解しないと平成後期・令和の若者に「置いてけぼり」にされ、「見捨てられ」ますからね(笑)
「ワクチンを打って、今までの生活に早く戻りたい」とか自分勝手なことを言っている中高年の皆様や、これからの変化の事を「無駄な会議が無くなる」とか「リモートワークが少し多くなる」位に考えている昭和生まれのサラリーマンの皆様に先に言っておきますが、甘いですよ。根底から覆りますよ。
具体的に言うと、高度経済成長期の成功事例を引きずり、今までは「会社の仕事に人を当てていく」というのが当たり前の勤務だったかと思いますが、これは、その時代のテクノロジーなりに最適化された「効率の良い働き方」であっただけで、現在から近未来に当たり前のインフラになるであるろう5Gやディープランニング、クラウドといった、知識と情報を皆が等しく当たり前のように共有できる時代には、非効率にも程がありますし、何より「古い」んです。
これからは社会が色々な物や情報を共有し、自社でそれらをクローズし、囲う事に価値が無くなっていく中で、それらを保有しない組織の形が当たり前になっていくと思います。何も囲わないと言う事は事務所も保有せず、社員も核の部分しか必要ないと言う事です。
これからは前時代の「会社の仕事に人を当てていく」から「適正人材のところに、仕事を回していく」という真反対の現象が起こります。これが真の働き方改革なのです。
真の働き方改革
会社は、本当に必要な各能力に最適な人材を指名し、報酬を明確にした中でアウトソーシングまたはリモートワークの社員として契約して、「期限内」に求めた「成果」を出してもらうようになるでしょう。
前時代ではこの「組織」と「能力」を繋げることに大きな障壁があったので、自社で人を育成しなければなりませんでしたが、これからは、会社と人材のマッチングもテクノロジーの進化により容易になり、それを専業で生業とする会社も急成長しています。
こうなると下らない社内政治や世渡り、人間関係の悩みも最小限に抑えられます。人間の悩みのほとんどは人間関係であると言われるように、人との関りがパフォーマンスを落とす事が多く見受けられた中、そのような無駄なカロリーを使う事も無くなりますし、「無能な上司」や「立ち回りだけ上手く、能力以上に評価される人間」も居なくなるでしょうね。
いやー。楽しい世の中になりそうでワクワクしますよ(笑)
逆に言うと、自分の能力が、より誤魔化しが効かなくなる時代になりますので、なんとなく生きてきた人間は注意が必要ですよ。
しっかりと自分の「武器」を明確にして、それをこれからの社会に使えるように常に磨いておいてくださいね。でないと二進も三進もいかなくなった時になって「世の中が悪い!!政治が悪い!首相が悪い!」と自分以外の責任にして、なんちゃらの遠吠えを吐く未来が待っていますよ。お気をつけて。
ではまた!