法に守られた外側の世界
最近の私のルーティーンと言いますと、朝一番にフィットネスクラブに行き、役所調査に入って資料収集がすべて完了した後、スーパー銭湯に行きサウナに入りながら休憩ルームで重要事項説明書・契約書を打ったり、パソコン作業をしております。
パソコンを買い替えて以降、相棒が優秀なものでついついスケジュールのカツカツな仕事を受けすぎて、忙しくなりすぎた結果、スーパー銭湯内で仕事をほぼ完了させるという非常に奇妙な仕事形態になっております。
とはいえ、別にふざけて遊び半分に仕事をしているのではなく、ジムでランニングマシーンで走っているときも、メールチェックや返信、書類チェックは怠ってないですし、電話も出て仕事も受け付けております。
スーパー銭湯では一回サウナに入るたびに携帯をチェックして仕事の書類変更内容があれば即座に訂正送信したり確認電話をしたりと仕事は確実に行っています。
ただ、スーパー銭湯では煮詰まるとサウナに入り、またパソコンに向かうという作業を繰り返しておりますので、平均で5時間位滞在することもザラですけどね(笑)フリーWIFIも飛んでるし、電源もあるしで、スターバックスで仕事しているノマド族に教えて上げたいくらい快適でバンバン仕事がはかどりますよ!
このように通信が発達し、仕事のやり方が多種多様になる中で、ストレスフリーや仕事効率を考えると自分に最適な自分なりの仕事の作業環境を構築できますよね。ベンチャー企業に至ってはリモート労働を推進しようと進んで多様な良い方向の働き方改革を行っているのですが、大企業はというとこの「作業スタイルの多様化」については全くと言っていいほどついてきていないですよね。
というか、遅れているどころか、全く逆方向に行っているといっても過言ではありません。
というのも一流大手企業は「労働基準監督署」の目を気にし、社員の「心の病」の世間の目を気にして、よりホワイト企業を装っていかに叩かれずにいるかに注視しているので「ノー残業」とか「休日や有休の規定」などとどんどんと社員を働かせすぎず給料も抑えざるを得ないんですよね。なぜかというと労働基準法違反だから(笑)
僕ら、自営業者に言わせるともう笑いが止まりませんよ。大企業が時代遅れの古臭い縛りに絡められて働きたい社員も身動きが取れない。
自営業者ブルーオーシャン時代の幕開け
一方、僕たち自営業者は超ブラックですよ(笑)というか全然休みなんて欲しくありません。休みたいときはいつでも休めますからね。ただ、がむしゃらに時間超過で朝から寝る寸前まで仕事してても労働基準監督署に怒られませんのでいくらでも仕事できます。大手企業の社員は自らの意思に関係なく休まされますので、その間、競合がいないので働き放題ですよ。もっと休めばいいのにとさえ思います。
少し例は間違っているかもしれないですが、倫理・道徳や善悪を別にして考えると、アルカポネも逆に禁酒法に守られて大金持ちになった人種であるし、反社会的勢力の方もこのような原理で稼いでいるのです。
もちろん刑法に触れてまで商売するのは決して良くないですし推奨しているわけでもないですよ。
ただこのように善悪の差はあれ、僕ら自営業者はいわば「法の外側」で生きている生物なのです。
ですので労働基準法の外側の出来事に携わる我々は大きな競合もなく、稼ぎたい放題なんです。
我々個人事業主が自ら時間を酷使することについては労働基準局に言われる覚えは無いわけですよね。
ということは「お金を稼ぎやすい」という観点から言えば大手サラリーマンは法に邪魔されて、こちらの世界には決して入ってこれないし、自営業者にとってはブルーオーシャン時代の幕開けという訳ですよ。
常に供給の少ない場所で供給の少ない物を売ることが商売の鉄則であります。
これからの将来、労働組合が大きな声を上げてもっと労働時間を短く大手サラリーマンの方がより働きやすく、イクメンパパになれるよう、より労働基準法を厳しくしてもらいたいものです(笑)